石垣島の海で見れる生物たちをご紹介!
はいたいっ\(^▽^)/ いやあ~、沖縄地方の梅雨明けたそうですね~!
とはいえ、八重山地方はとっくの昔から明けていたのですが(笑)
さて、前回のマンタ特集に続いて、今回は石垣島の海でダイビング、シュノーケル中に観察出来る可愛い生き物編いってみたいと思いま~す☆
まずはクマノミちゃんたちから♪ トップバッターはもちろん、ニモでお馴染みのカクレクマノミさんです!
実はファインディング・ニモに出てくるニモとニモパパはオーストラリアにしかいない固有種らしいのですけれども(笑)
鮮やかなオレンジ色の体に3本の白い曲線が入っているのが特徴です(・∀・)
カメラを向けると近づいてきていい感じの仕上がりになりますが、サービスをしているのではなくただ警戒心が強いだけです(笑)
続いては最も遭遇率の高いこちら・ハマクマノミさん!
メスは体が黒く、オスは赤く、目のすぐ後ろに白い線が1本だけ入っています。
ハマクマノミのメスは気性が荒いので、指でちょっかいを出すと噛まれたりするのでご注意ください(^_^;)
特に産卵期は要注意! イソギンチャクの裏にビッシリ卵がついている時は、卵を守ろうとしてより攻撃的になります!!(´Д`;)
黄色・黒・白の組み合わせはクマノミさん♫ あまり見かけませんが、この子が元祖ということになりますね(^∀^)
すべてのクマノミ種に共通することですが、一番体が大きい個体がメス、二番目に大きい個体がオス、三番目以降は性別がありません!Σ(゜Д゜)
もしメスが死んでしまったら、二番目が一番目に繰り上がるので、オスがメスになり、三番目がオスになるという性転換システムが発動します(笑)
よくよく見たらちーっちゃい子がイソギンチャクのどこかに隠れているかもしれませんので、その子を見つけるのも楽しみ方のひとつですね♪
最後はこちら、セジロクマノミさん☆ 背中が白いから背白クマノミと名付けられました(´▽`)
この子たちは色鮮やかなオレンジ色ですが、体の色が薄紅色で、背中と目の後ろに1本白い線が入っていたらハナビラクマノミという別の種類になります! ややこしいですね(笑)
そもそもなぜ皆してイソギンチャクに住んでいるのかと言いますと、外敵から身を守るためなんですね~。
イソギンチャクには毒があるので大抵の生物は近づかないのですが、クマノミ種だけはその毒に免疫があるので、その性質を利用してイソギンチャクに住みついているんです!
よってイソギンチャクから離れることがないので、写真がかなり撮りやすいとも言えます(^^)b
さて、これでクマノミ達の区別がつくようになりましたね♪
沖縄では6種類のクマノミが生息していますが、スローダイブでは全ての種類を見ることができちゃいますv(*^0^*)v但し、トウアカクマノミだけはかなりポイントが限られるので、運に左右されるかも?
続きまして、そっくりさん達の奇跡の競演です☆
かなり似ていますが、別々の種類の魚です(笑) みなさん、どっちが何だかわかりますか?
正解は、左がハタタテダイ・右がツノダシです。
どこかで見たことあるな~?と思った方、それはファインディング・ニモに出てくる水槽のボス・ギルがツノダシだからです!
この2種類の違いがわかったら、かなりの熱帯魚通ということになりますね☆
ちょっとピンぼけでスイマセン。白とオレンジのコントラストがきれいなこの子はハタタテハゼといいます♡
アンテナのように飛び出た背びれが旗のように見えるから「旗立て」ハゼ! 同じく背びれが旗のように見えるから「旗立て」ダイ!
…でも、ツノダシだけは「角出し」なんですね(笑)
可愛らしいハゼは海の人気者ですが、近づくとぴゃっ!!とすぐに巣穴に逃げて隠れてしまうので遠目で観察しましょう(´・ω・`)
色んな種類のスズメダイの仲間が写っていますが、たくさん泳いでいる赤い魚がキンギョハナダイです。米原Wリーフや大崎の珊瑚の周囲に生息しています。メスが非常に多く、対して薄紫色の体をしたオスは非常に少ないので、一夫多妻制なんですね~(笑)
因みに、体が水色で背びれの黄色い魚がアサドスズメダイ、黒い体に白い尻尾の魚がシコクスズメダイ、全体的に水色の魚がデバスズメダイ、全身が黄色い魚がネッタイスズメダイといいます。
最後にご紹介するのはこちら、ウミウシちゃんです☆
一口にウミウシと言っても種類はかなり多く、黒・水色・白・黄色のまだら模様をしているこの子はタマゴイロイボウミウシといいます。
ウミウシは軟体動物なので、貝(の中身)の仲間なのです(・∀・)
大抵が単独行動をしていますが、2匹が一緒にいると、それはつがいではなく…共食いし合う数秒前、かもしれませんΣ(´□`;)
いかがでしたか?(^0^)
海には他にもいっぱい可愛い生き物がいますので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね♪